中国・揚子晩報によると、7月1日に開通したばかりの南京地下鉄10号線の万匯城駅で同月12日夜、1人の乗客が車両の扉に荷物を挟んだまま一時下車したために、数分間電車が発車できなくなった。乗り合わせた乗客によると、この乗客は20代ぐらいの男で、ドアが閉まらないように箱を挟み、駅のトイレで用を済ませた後、2~3分後にまた乗車したのだという。地下鉄運営会社によると、当日のこの時間、ドア故障によって遅れが出たという記録は残っているが、それ以上の調査は行われていないという。
一方、中国のあるブロガーが最近、日本に旅行した際の感想をつづった文章を公開した。「5つのこと」から日本を分析し、最終的に出した答えは「日本は本当に恐ろしい国だ」ということだった。
ブロガー氏が挙げた「5つのこと」を並べてみる。
(1)完璧な礼儀
日本に行ったことのある人なら、みんなが感じるだろう。飛行機に乗る時からもう感じていた。日本人は頭を下げることだらけで、それによっていろいろな感謝の気持ちを示している。キャビンアテンダントの女性は満面の笑顔。頼めばなんでもやってくれそうだ。日本で私たちが行った全てのところで、全てのスタッフがこんな感じだった。それはもはや“礼儀”とは言えず、“へりくだっている”といった雰囲気だ。それは気分のいいものであり、恐ろしいとも感じる。この国はこんなにへりくだっているのに、強大なのだ。
(2)けっこうイケちゃう英語
日本人の英語はヒドいと言われるが、私が滞在した7日間、東京でも大阪でも道を聞けば英語で答えてくれる人が多かった。発音が素晴らしい人も多い。英語が話せないという人でも、聞いたら分かる。これもすごいなと思った。
(3)恐ろしいほどの民度
日本は私が今までに見てきた国の中で一番清潔だ。この国では全ての人がゴミをポイ捨てしないというルールを守る。どんな教育をしてるんだ? 地下鉄の駅からホテルまでのわずか10分ほどの道で、私は考えた。どうりでアメリカには日本人留学生は少なかったはずだ。私の愛する北京がこんなに清潔なら、私はずっと中国にいたかもしれないし、海外に行っても休みのたびに戻って来るだろう。
(4)秩序! 秩序!
2188平方キロメートルの東京の土地に、1300万人以上が暮らしている。土地が1万6400平方キロで人口が2100万人の北京と比べると、東京の方が人口密度はよっぽど高く、たまらないほどだ。それでも東京で遊んだ3日間、人だらけという感じはなかった。観光地でエレベーターに乗る時も人々は黙って並び、東京タワーみたいな大きなエレベーターなら、先に乗った人々が両側に並んで立つ。後に乗った人も真ん中に列を作る。誰にも言われなくても、秩序が保たれているのはすごいことだ。
(5)セレブなお尻
成田空港で初めてトイレに行った時、中にいろんな設備があるので驚いた。音楽が聞けるし、お尻が洗える。なんてセレブなお尻だろうと思った。