宮川大輔 英語と中国語がペラペラの父の血を長男にも

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ピン芸人の宮川大輔(41)が、出演映画「オー!ファーザー」(監督藤井道人、24日公開)への思いを語った。“一人息子”を4人で育てる自称父親の一人という役柄。実生活でも1児の父とあって「親父からは行動力が大事だと教えられた。息子もそう育ってほしい」と、スクリーンでも見せる父親の顔をのぞかせた。 

 自称父親の4人と、岡田将生扮する誰が本当の父親か分からない息子の絆を描いた物語で、宮川はそのうちの一人で愛きょうたっぷりの体育教師を好演している。伊坂幸太郎氏の同名小説が原作のサスペンスコメディーだ。

 昨年5月に関東近郊でロケを敢行。役柄は破天荒だけど根は真面目な“愛されキャラ”で、しかも関西弁と共通点が多く、「キャラが普段通りの僕。僕を想定してつくったんちゃうかというくらい自然で、そのままの姿を監督に撮られた感じ」と振り返った。

 そんな役を地でいく宮川のキャラをつくり上げたのが父親の雅次さん(69)。関西系「人志松本のすべらない話」でもおなじみで、孫が大好きなのに、病院で検査を受けてから孫のことより自分の体調ばかり気になるようになってしまった、おちゃめな逸話の持ち主だ。

 海外志向が強く、英語と中国語がペラペラだといい、“裏すべらない話”として「本人はNHKの教育講座で覚えたって言い張ってるけど、アメリカや中国の女の人と付き合ってたからですね」と、いたずらっ子のように笑った。どこか憎めない雅次さんの性格を、しっかり受け継いでいる。

 宮川自身は11年12月、結婚13年目で第1子となる長男が誕生。「前は仕事が終わるとそのまま食事に行ったりしてたけど、今は1回家に帰って家族でご飯食べて、子供をお風呂に入れて寝かせつける。僕が子供と遊びたいんです」と劇中さながらの父親のまなざしを浮かべた。

 明確な育児方針は定めていないが、「親父からよく言われた“考える前に行動しろ”という教えは伝えたい」。読売系「世界の果てまで行ってQ!」で頻繁に海外ロケに参加していることに触れ、「息子にも海外を見てほしい」と宮川家三代の世界進出を期待した。

 ◆宮川 大輔(みやがわ・だいすけ)1972年(昭47)9月16日、京都市出身。90年にNSC大阪校に9期生として入学。同期のほっしゃん。とコンビ「チュパチャップス」を結成。99年に解散してからは俳優としても活躍。[スポニチ 2014年5月16日 ]