世界を漂流する震災ごみ

▽…元防衛大教授の山口晴幸氏の漂着ごみ調査で、震災がれきとみられるごみが確認された。断定はできないが、硫黄島や南鳥島に漂着した震災がれきと酷似しているという。がれきの中にはさび付いたくぎがついている木材もあって危険。ごみ拾いやレジャーの際にはくれぐれも注意を。

 ▽…台湾花蓮高級工業職業学校の生徒たちが12日、八商工と八重農で交流した。八商工中国語教諭の石垣麗子さんによると、台湾の高校生の間では、東京や大阪など大都市が人気。全額自己負担だという今回の訪問は、葉日陞校長の強い思い入れで実現した。ホームステイ先での料理や文化継承などに興味を持った生徒も多く、今後も末永い交流を。

 ▽…民生・児童委員の活動を広く市民に知ってもらおうとパネル展や広報活動が展開されている。同協議会の関係者によると、現在の会員数は68人と定員79人を満たしていない上、会員の高齢化も指摘されている。地域のお年寄りや子どもたちの見守り、地域住民との連絡体制の構築など、会員の活動は安心・安全なまちづくりにも欠かせない。皆さんもぜひ活動に関心を。

From 八重山毎日新聞