■韓国語のあれこれ

  日本語と韓国語はとても相性がよく、韓国語は文法が日本語と似てるので他の外国語と比べて簡単で、覚えやすいです。日本語のひらがな、かたかな、漢字みたいにすべて身につける必要もありませんし、「ハングル」のみ完璧に覚えれば書き読みが可能です。

  発音が難しいことや文化の違いから来る問題などもありますが、それを乗り越え、根気よく向き合えば、必ず結果として出てきます。失敗を恐れずに韓国語で話してみましょう。その失敗を繰り返すうちに、自然に身に付いてきます!

  ここではこのような韓国語の仕組みを含め、韓国語のあれこれと題して説明しています。皆様の勉強にご参考になさってくださいませ!

 

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     基本文型

 

韓国語の文型と日本語の文型は、殆ど同じであり、覚えやすいと言われています。韓国語と日本語は大きく三つの共通点があります。

 

 (1)日本語と同じく、は、が、と、を、に等の助詞を使う。

 (2)補語+動詞の順に並ぶ。

 (3)冠詞、不定冠詞、単数、複数の概念がない。

 

語の語順や文章構成は日本語と殆ど同じなのです。

日本語: これは      です。

韓国語: 이것은      입니다.

         (igosun cheg imnida)

日本語: おいしい  レストランを  教えて  下さい。

韓国語: 맛있는    레스토랑을    가르쳐  주세요.

(masiinun  restorangul   kalucho  chuseyo)

 

(1)              否定文の場合

「~しません」という否定文の作り方には2つの方法があります。「否定詞()」を使った表現と「~않아を使った表現です。日本語の語順と比較してみましょう。

主語

目的語

述語

나는

학교에

가지 않습니다

나는

학교에

 갑니다

私は

学校へ

行きません

 

(2)              疑問文の場合

「~ですか」、「~しますか」のような言い方は韓語では至って簡です。日本語では平文の文末に「か」を付けますが、韓語では「~입니다」の」を取って代わりにに「」を付けます。って「~입니까」のようになります。また、話体の平文「~이에요」を疑問文にしたい場合はそのまま「~이에요?」と形はわらず、語尾のを上げます。

主語

目的語

述語

그는

친절한

사람입니까?

그는

친절한

사람이야?

彼は

親切な

人ですか?

 

 

 

     構文

 

 

() 입니다.(~です)

「~である」という断定を表す言い方は、名詞の後に「~입니다」を付けます。これは丁寧な言い方であり、日本語の「~です」に相当します。会話では「~에요」を使います。また直前の単語にパッチムかある時は「~이에요」が付きます

 

例文)

나는학생입니다           私学生です

오늘은정말로좋은날씨입니다    今日本当にいい天気です

당신은미성년입니까?        あなたは未成年ですか? 

도시는조용하지는않습니다      都会かではありません

그들은이제아이가아닙니다        らはもう子供ではありません한국어는어렵지않아요                韓国語しくないよ

음악은서양음악이야        この音楽洋楽だよ

 

() ~주세요. (~下さい)

動詞の語幹に「  주세요を付けると~して下さいという丁寧な依頼を表す表現になります。「~십시오으십시오」という言い方は命令系ですが、丁寧な命令形です。また「~세요으세요」を使うと親しみのある表現となります

 

例文)

서울까지주세요       ソウルまで行って下さい

좋아하는것을선택해주세요   好きなものをんでさい   

빨리주세요         急いでてください

조심해가세요         をつけて行って下さい 

여기에앉으세요        ここへ座って下さい

내일은쉬어주세요       明日は休んで下さい

반드시운동을주세요     運動をしてさい

 

(3)              싶다. (~したい)

動詞の語幹に「싶다」を付けると「~したい」という願望希望を表す表現となります。「~したいです」という丁寧な言い方は「~싶습니다を使いますが話体では「~싶어요」を使います。また「~したいのですが」と余韻をしたような表現は「~싶은데요と言い、この表現が最も頻繁に使われます。

 

例文)

애인을만나고싶어요       恋人に会いたい

한국을여행하고싶습니다     を旅行したいです

영어를공부하고싶다     もっと英語したい

실패하고싶지않다        失敗したくない 

맛있는요리를만들고싶습니다   おいしい料理りたいです

내일은회사에가고싶지않습니다  明日きたくないです

인터넷을사용하고싶은데요     インタネットを使いたいのですが

 

 () ~있다. (~できる)

「~있다」で「~できる」という可能を表す表現となります。「~있습니다」は「~できます」になり、丁寧な表現として使いますが、話体では「~있어요」を使います。一方、否定形は「~없다」という形になり、これで不可能を表します。しかし、一般的には「~」「~못하다の方がよく使われます。

 

例文)

지금부터시작할있습니다      今から始められます

혼자라도집에돌아갈있어요    一人でも家にます

김치는어디에가면있습니까   キムチはけばえますか

한국요리도만들있습니다      料理も作れます

영어는그다지못해요          英語はあまりできません

한글문자를입력있습니다    ハングル文字入力できます

그녀는와인밖에마실없습니다   彼女はワインしかめません

호텔은아직예약있습니다  このホテルはまだ予約できます

 

 

③ 韓国語の固有語と漢字語

 

  韓国語の単語には日本語のような外来語もありますが、主に固有語と漢字語で構成されています。 韓国語単語全体の約6~7割が漢字語であると言われています。例えば、韓国語には「나라」という単語と「국가」という単語があります。「나라」は韓国語の固有語であり、「국가」は漢字の「国家」からきた漢字語です。二つの単語の意味は両方とも日本語で国或いは国家という意味です。言い換えれば、日本語の訓読みと音読みに近いと理解しても良いです。例えば日本語の「国」という漢字の読み方も音読みの「こく」と訓読みの「くに」があり、この訓読みの「くに」が日本固有のことばで、韓国語の固有語「나라」に対応しています。ここで、おさらいしてみると韓国語の「나라」と日本語の「くに」はそれぞれ韓国語の固有語、日本固有のことばであることが分かります。

 

  韓国語のレベルが高くなるほど、漢字語に接する機会が増えてきます。ここでは漢字語のある特徴を生かして、漢字語を覚えるコツをお教えいたします。

 

  韓国語の漢字語の漢字はいつも同じ発音をします。例えば、「国家」の単語に入ってる漢字―「国」はいつも「」と発音するし、書きます。なので、同じ「国」が入ってる単語のなかでも同じ発音をします。例えば、「韓国」という単語にも「国」と言う漢字があるので、同じく「」と発音・書くし、「韓国」は「한」と書きます。「国旗」は「기」と書きます。このように、漢字の韓国語発音を覚えると、その漢字が入ってる新しい単語を勉強する時、単語が覚えやすくなりますので、是非、漢字の韓国語発音を覚えることをお勧めします。